マニアフェスタvol.6にて開催された、『超ボツ企画 ~光と闇~』の模様をお伝えします。

このイベントは、せっかく準備したにも関わらず社内外のやんごとない理由でボツとなってしまった企画をゲストの皆さんに語っていただこうという内容です。

ゲストは聖地巡礼プロデューサーの柿崎俊道さん、体験する物語クリエイター/株式会社SCRAP執行役員のきださおりさん、デイリーポータルZ編集部の古賀及子さん。本記事では、イベントの後半をお届けします。

※イベントの前半の模様は「【イベントレポ前編】企画発案者たちの実態にせまる!『超ボツ企画 ~光と闇~』」でお読みいただけます。

「マニアフェスタVol.6」開催レポート

 

イベントアーカイブ動画

 

ゲストスピーカー(敬称略)

柿崎俊道(かきさき しゅんどう)

聖地巡礼プロデューサー/株式会社聖地会議 代表取締役。アニメ聖地巡礼、コンテンツツーリズムに特化し、活動。対談本「聖地会議」シリーズの刊行、イベント「聖地会議EXPO」「ご当地コスプレ写真展」「カピバラ写真展」の開催、東京スクールオブミュージック専門学校にて「コンテンツツーリズムゼミ」の授業を行なう。

 

古賀及子(こが ちかこ)

2004年よりデイリーポータルZにライター参加、2005年より同編集部所属。編集の傍らライターとしての活動も続け、代表記事は「納豆を1万回混ぜる」「決めようぜ最高のプログラム言語を綱引きで」など。著書に自身のブログ日記を書籍化した「ちょっと踊ったり、すぐにかけだす」等がある。

 

きださおり

株式会社SCRAPにて、あらゆるコンテンツの制作現場に携わり、海外でも公演を開くなど数々のヒット作を企画・制作。道玄坂ヒミツキチラボの室長・東京ミステリーサーカスの総支配人を務めた後、執行役員に就任。現在もディレクターとして「リアル脱出ゲーム」「インサイドシアター(観客参加型オンライン演劇)」「イマーシブシアター」をはじめとする新機軸の「体験する物語」を制作している。

左から司会(別視点 松澤、今井)、きださん、古賀さん、柿崎さん

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目次

“いつかリベンジしたいお気に入りの企画”
ー「第4回アニメ聖地巡礼”本”即売会」
ー「決めようぜ最高のプログラム言語を綱引きで20XX」
銀座有賀(ありが)写真館物語
”ビリーブベースですね!”
Q1:企画がボツになる割合は?
Q2:企画を考える時に一番重要視していることは?
”アニメ地域おこし学校”、”身近な絶景”、”ラブライブ!”
【告知】ビジネスマッチングイベント「地域スクランブル大作戦R3~ヒカリエに集え!地域の視点 Vol.3~」

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■いつかリベンジしたいお気に入りの企画

・「第4回アニメ聖地巡礼”本”即売会」

 

柿崎俊道さん(以下、柿崎):僕はアニメの聖地巡礼を仕事にしてまして。その一環で聖地会議という会社で本を作って販売してるんですね。そのつながりで、アニメ聖地巡礼”本”即売会っていうのを第3回まで開催してました。

コミケとかのイベントに行くと、聖地巡礼って本当に小さなブースしか取れないんですよ。だから他のジャンルに紛れ込んじゃう。だから聖地巡礼だけ抜き出して即売会をしようと考えたんです。

 

きださおりさん(以下、きだ):私も聖地巡礼が好きなので、すごく気になります!

柿崎:敷居を設けずに「みんな来て、みんなで売ろうぜ」ということでアニメ聖地巡礼の本を作っている出展者さんが20組位集まってくれたんです。同人誌のサークルもあれば、大学で研究者して論文を書いている人とか、学術書の出版社さんとか色々でした。

 

司会:場所はどちらだったんですか?

 

柿崎:第3回は神田明神祭務所地下にある、参集所っていうホールをお借りしました。神田明神さんはラブライブ!とかの聖地で相性がよく、すごく盛り上がったんですよ!

で、第4回を2020年の5月末にやろうとして準備してて、2月か3月に出展者を集めようかと思った矢先にロックダウンが始まっちゃって…。それでまあストップしちゃいましたね。

 

司会:これもコロナなんですね。

 

柿崎:そうです。コロナなんですよ。だけどこれはやっぱりいずれやりたいなと思っています。やっぱり聖地巡礼という一つのジャンルだけを集めて売ると、お客さんもそれを目的に来ますから、とにかく売れるんですよ。

 

司会:どんなアニメでも置いているんですか?

 

柿崎:はい。いろんな聖地巡礼ものを扱っています。著作権侵害しているものはもちろんNGですが、自分の論文だったり、自分で撮った写真の写真集だったりを出されています。あとは漫画家さん本人が来て、自分の作った作品の聖地に関するガイドブックを頒布されていたりしています。

 

司会:気になったんですけど、案内持ってる人、すごくいい顔してますね!

 

柿崎:そうです。彼も聖地巡礼とか観光全般が好きで、企業に勤めながら研究をしているんですよ!

 

司会:では続いて、古賀さんのいつかリベンジしたい企画に参りましょう。

 

・「決めようぜ最高のプログラム言語を綱引きで20XX」

古賀及子さん(以下、古賀):まず最初に、2015年に公開した「決めようぜ最高のプログラム言語を綱引きで」という記事を紹介させてください。

これに写っているのはみなさんプログラマーの方なんですよ。C、Perl、Python、python、Ruby、JavaScript、Go、Javaのプログラマーが五人一組でチームをつくって綱引きをやるっていう企画です。

 

司会:プログラミング言語って、そんなにあるんですね!

 

古賀:ソフトウェアエンジニアリングの勉強会イベントでやらせていただいたので、観客の方も皆さんエンジニアで。「いいぞ!javascript!!」、「便利だぞ!javascript!!」みたいに盛り上げてくださいました。

 

司会:どの言語が強かったんですか?

 

古賀:Goが強かったんですよ。当時出たばかりの言語の方が強くて。

 

きだ:やっぱり若いからとかなんですかね。

 

古賀:おっしゃる通り!新しいプログラミング言語には若い人が集まるんですよ。やっぱりJavaとかCはもう歴戦のプログラマーの方々ばかりで(笑)

でもCの方も「もう握力ダメです」とか言いながら、本当に頑張ってくださって。メチャメチャ熱いイベントになりました!

 

司会:次回は現地で観戦したいです!

 

古賀:ぜひぜひ! で、それが2015年だったんですけど、先日プログラマーの方に「もう5年以上経ってるし、プログラムの様相が随分変わりましたよ」って教えてもらったんです。「それなら、また新たな王者を決めないといけないな」と思ったんです。だけどコロナの関係で、綱引きはちょっと厳しいぞということになりまして…。

なにせエンジニア55人を集めて、万が一全員が感染したら日本のエンジニアリングが止まりかねないですので(笑)。あと5年とかそれ以上経たないと、実現できないかなと思っています。

 

きだ:5年経ったらプログラミング言語界の様相が、さらにまた変わっちゃいますね。

 

古賀:そうなんです!

 

司会:ちなみに今、「こんなに躍動感のあるプログラマー、初めて見た」ってコメントをいただいています。

 

古賀:本当にそうですね。普段はこんなに動くもんじゃないですもんね。もっと何枚も何枚もたくさん写真がありますんで。ぜひ記事の方もご覧ください

 

司会:続きまして、きださんの企画はこちらです!

 

・銀座有賀(ありが)写真館物語

きだ:銀座に有賀写真館ビルっていうビルがあったんですけど、そこのオーナーさんから「取り壊しになるので何か面白いことに使ってくれないか」ってご連絡があったんです。

現地に行ってみたら、大正時代ぐらいからの写真館がそのまま残っているビルだったんです。それを見た時に企画の神様が強烈にビビビって降りてきて。”大正時代にタイムスリップしてみよう”と。

 

司会:企画の神様が来たんですね!

 

きだ:実際にお着物とか着せてもらったりとか、当時のヘアメイクをセットしてもらったりとか。横に芥川龍之介さんがいたりして、当時の文豪たちのお話が聞けたりとかするんです!さらにシベリア出兵前の兵士がいたりして、そこで参加者さんがした些細なことが未来に影響するみたいな演目を考えてみたんです。



司会:メチャメチャ面白そう!

 

きだ:スライドを見ていただければ分かるように、告知もしてチケット発売までしていたんですね。

 

 

司会:すごい素敵なビジュアルができてますね。

 

きだ:そうなんです。ですが日付を見てください。令和2429日から56日ということで…。

 

司会:コロナ禍ですねぇ…。

 

きだ:基本的にボツになることは、あんまりないんですけど、コロナ禍で実現不可能になった企画が結構多いんです。この企画もその一つでした。コロナだけだったら、このイベントなら再開できたと思うんですけど、なにせ取り壊しになるビルを使わせてもらう予定でしたので…。

 

司会:実現までの時間制限があったんですね…。

 

きだ:でも今は、会場を変えてでも企画自体は絶対リベンジするぞって気持ちで生きています。もし大正時代にタイムスリップしたような体験ができる場所をご存知の方がいましたら、ご連絡ください!イベント利用がオッケーな古い建物って意外と少なくて、そういう意味でも、情報提供していただけると本当に助かります!!

 

司会:地方に洋館が残っていたりとかするので、いつかリベンジできそうですね!



銀座有賀(ありが)写真館物語イベントページ

 

・”ビリーブベースですね!”

司会:「いつかリベンジしたい」という熱い気持ちは、皆さん持続してお持ちなんですか?

 

古賀:私だけじゃなくて、うちの他のライターも同じみたいなんですけど、熱いうちにバーンとやんないと情熱が冷めていってしまうみたいです。「いつか必ずやるぞ!」と思ってTo doリストに書いても、どんどんリストの下の方に下がっちゃうというのはあります。気持ちを保つのが難しいというか。

 

司会:じゃあ逆に言うと、思い立ったらすぐに実現させているってことですか?

 

古賀:それが大事だなって思っています。興奮しているうちにやってしまうのは、すごく重要ですね。

 

司会:なるほど。柿崎さんはいかがですか?

 

柿崎:古賀さんが今おっしゃったことに近い気がしますね。やり切ってしまって情熱が冷めてしまった企画を終了させている感じです。でもコロナになってからはちょっと違いますけどね。どんどん中断されていくっていう。コロナが無ければ続けていきたかったという企画はありますね。あと僕自身には、実は情熱とかあんまりないですよね。面倒くさいことしたくないという性分なので。

 

司会:柿崎さんはもしかしたら他者に情熱を受け渡すタイプなのではないかと、今聴いてて思いました。さっきの笑顔の写真の方もそうですけど、柿崎さんが作った場をみんなに楽しんでもらうみたいな感じですね。

 

柿崎:そうかもしれませんね。あと、できるなら繰り返しやりたいっていう気持ちがあります。同じフォーマットを作って、何年でも続けていくみたいな。もう29号まで出ている聖地会議っていう本をつくってますけども、これも最初にフォーマットを考えてから作り続けている雑誌なんです。だから私のベースの考え方は、雑誌の編集者的なんでしょうね。

 

司会:なるほど。イベントの企画担当者とは、ちょっと違う考え方なのかもしれないですね。イベントはその時だけですけど、後々まで残る出版物は考え方が違うのかも。

 

司会:きださんはいかがですか?

 

きだ:他のお二人の話を聞いていて、私はパッションが冷めにくいタイプなのかなと思いました。自分の中では、「いい企画は5年経っても面白い」って考えているんです。例えば私が8年ぐらい前に作った「忘れられた実験室からの脱出」という脱出ゲームイベントは、今でもたくさんの方に来て頂いてます。

 

司会:すごいっ!!!

 

https://bit.ly/3ckNbQ2

きだ:もちろん「今やらないと」みたいな気持ちはもちろんあるし、今ムーブメントを起こしたいという気持ちはあります。だけど今チャンスを逃したとしても、「まあ5年後にやっても面白いだろうな」と信じるようにしているんです。だから大事なのは信じる力かもしれないですね。

 

司会:ビリーブベースですね!

 

きだ:そうです!自分に対してもビリーブベース!!自分を信じていれば、何年経ってもその企画は面白いのです。

 

司会:たしかに「これ面白いだろうな」って、自分でまずは信じないとやってらんない時ありますもんね。ありがとうございます!

 

 

Q1:企画がボツになる割合は?

司会:ここでネットから質問が来ています。企画がボツになる割合ってどのぐらいなんですか?

 

きだ:私の場合は企画職なので、自分の心が折れたとか、コロナ禍みたいなどうしようもない状況以外は、企画すれば通るって感じです。お金がなかったら0円でできる方法を考えて実行するので、ボツになるということは、基本的には無いですね。ただ、コロナ禍の影響がすごく強いので、考えたことの七割ぐらいがボツになっている現状です。

 

司会:古賀さんはどうですか?

 

古賀:うちもコロナ禍でポツっていうケースが結構あり、新鮮でしたね。事情が重いっていうか。緊急事態宣言とか、本当にマジで逆らえないものなので。私も長く仕事をしていて、本当に初めてのことでした。

 

司会:我々もビックリしました!

 

古賀:普段の時の採用割合としては、うちのような企画物は「30提案して1採用」ぐらいで本当だったらいいと思うんですよね。でもやっぱり「すごいやりたい」っていう気持ちが降りてくるので、結果的に100%採用になっている感じですかね。

 

司会:結構ノビノビできるって感じなんですね。柿崎さんはいかがですか?

 

柿崎:現状で言えば、もう自分の会社作ってしまったんで、コロナとかじゃなければ自分で判断してしまいますね。



司会:なるほど。企画すれば通る感じなんですね。

 

柿崎:はい。ちなみにアニメージュにいた時の話をすると、採用:不採用が1:10くらいでした。しかも一番無茶な企画が採用になったりするんですよね。例えば”機動戦士ガンダムSEEDのコミュニケーションすごろく”ですアニメージュって毎月10日発売なんですよ。だから4日とか5日が校了日なんですね。それなのに企画が、前の月の20日ぐらいに決まるんですよ。で、そこからサンライズさんと話を始めるんです。

 

司会:えーっ!大変!!しかもすごろくって、たくさんあるマスの内容を考えないといけないですよね。

 

柿崎:そうそう。ガンダムSEEDは全50話ありますから、全部で50マス作ることにしたんです。1マスにつき1話。1マスごとに”手をつなぐ”とか、”コーヒーをおごる”とかが指示されていて、参加者同士のコミュニケーションを促すという内容のすごろくなんです。他にもガンダムSEEDの登場キャラはすぐに泣くので、”参加者の1人を泣かせろ”なんてのもありました(笑)。

 

きだ:面白そうだけど監修が大変そうですね!

 

柿崎:そう!もちろんサンライズさんが「内容を早めに教えてほしい」とおっしゃるわけですよ。だから全部アニメをチェックして、3,4日で原稿を仕上げた記憶があります。今だから言えるんですけどね(笑)。

Q2:企画を考える時に一番重要視していることは?

司会:次の質問です。企画を考える時に一番重要視していることは何ですか?

 

きだ:企画自体はすごくたくさん考えるんですけど、やっぱり情熱を持ち続けないと実現させられないです。だから自分が誰よりもテンション上がったり、「これ面白いから絶対やった方が良い」って思えたりするかどうかは、すごく重要視しています。情熱が70%くらいしかないと、高い壁にぶつかった時に心が折れちゃうんですよね。なので本当に心の底からテンション上がるかを一番重要視してます。

 

司会:テンションが上がっているかって、どうやって確かめるんですか?

 

きだ:客観的なお客さんとしての自分を登場させて、その自分に企画の感想を訊いて「絶対行く!これがあったら絶対世の中めっちゃ面白くなる!!」みたいに返ってきたら、やろうってしてます。

 

司会:ありがとうございます!古賀さん、いかがですか?

 

古賀:興奮度の高さはもちろんあるんですけど、「外に目がちゃんと向いているか」も重視しています。ライターの内面よりも、何か新しい面白い物を外で見つけているかということです。記事を身近に感じていただくために、自分の内面も書きたいですけどね(笑)。

 

司会:それは自分だけじゃなくて、人が見ても面白いかって感じでしょうか?

 

古賀:そうですね。読者さんに面白がってもらえる記事を書くことは、もちろん大事です。

 

司会:なるほど。柿崎さんはいかがですか?

 

柿崎:僕は「続けていけること」を重要視しています。つまり「継続」ですね。雑誌もイベントも回数重ねていると、どこかでヒットするんですよね。例えばどんなに「ちょっとつまんないかなあ」とか「失敗かな」とか思ってても10回ぐらいやったら案外、急に売れたりとかするんです。時代が追いついたんだか、こちらが無理やりチューニングしたのかは分からないんですけど。

 

司会:1回できれば良いわけじゃないってことですか?

 

柿崎:そうですね。「たった1回で成功か失敗かを決めない」ようにしています。それに1回、2回ではわからなくて、10回を超えてくると自分の中で「自分はこういうことをしたかったんだ」みたいなのが見えてきます。

 

司会:なるほど!

 

柿崎:最初の思いつきを繰り返し繰り返し磨いていって、10回目、20回目くらいが完成みたいな感じですかね。続けられるようにフォーマットを先に考えたり、お金あんまりかけなかったり、人手も最初はあまり用意しないように気をつけています。

 

司会:雑誌的な考え方かもしれないですね。

 

きだ:たしかに!

 

 

・”アニメ地域おこし学校”、”身近な絶景”、”ラブライブ!”

司会:今回、色々聞かせていただいて「企画担当」と一口に言っても、スタンスとか考え方が違っているとわかり、凄く面白い時間になりました!最後に感想や告知事項があれば、お願いします。

 

柿崎:とても楽しい時間でした。ありがとうございます!告知としましては現在、アニメ地域おこし学校という学校を開いてます。これはアニメと、地域のプロデューサーを一緒に育てて、お仕事もしましょうという企画です。

Peatixというチケットサイトで「アニメ 地域おこし学校」で検索してもらえると出てきますので、ご覧いただければと思います。また無料セミナーをやってまして、YouTubeチャンネル「アニメ地域おこし学校」から視聴していただけます。

 

司会:さっき楽屋でお話を聞いたんですけど、メチャメチャ興味わきました!次に古賀さん、よろしくお願いします。

 

古賀:お二人のお話がメチャメチャ面白かったので、早速家に帰ってアーカイブを視聴したいと思います。ありがとうございました!

デイリーポータルZでは2022年のGWに「ゴールデンウイークは「身近な絶景」」という企画をしています。いわゆる風光明媚な絶景ではない、壁と壁の狭いところに会社のロゴマークが入っていたり、男性トイレの配管がトーナメント表になっている、路上観察的な景色を集めていますので、良かったらぜひ御覧ください。

 

司会:ありがとうございました。では最後にきださん、お願いします。

 

きだ:ぜんぜん違うジャンルのお二人のお話を聴けて、メチャクチャ勉強になりました。ありがとうございました!

さきほど「コロナ禍で企画が7割ボツになっている」とお伝えしましたが、生き残った3割のうちで2年越しに開催されるイベントがありますので、告知させてください。東京のよみうりランドで「輝け!Aqoursぬまづフェスティバル in よみうりランド」というイベントが行われます(注:このイベントは2022年6月に終了しております)。これはラブライブ!サンシャイン!!さんとコラボした、体験する物語になってます。

Aqours(アクア)は沼津が聖地でして。その沼津の観光協会さんからAqoursに「沼津をPRしてほしい」という依頼が届いて、それからAqoursに色々と辛いことが起きるので、お客さんが助っ人に入るという内容です。Aqoursがよみうりランドで困るので、助けにきてあげてください!

 

司会:皆様お忙しいところ、本日はお越し下さりありがとうございました!

 

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※本イベントの前半は「【イベントレポ前編】企画発案者たちの実態にせまる!『超ボツ企画 ~光と闇~』」でお読みいただけます。